免税対象はこんな人!旅行・出張はOK、日本在住・留学生はNG|TaxFreeOnline.jpを使えるかの見分け方

2026年10月19日

要点

  • 日本の免税で買えるのは、パスポートの上陸許可の証印にある在留資格が「短期滞在」「外交」「公用」などで、日本に入国してから6か月未満の外国籍の方です(2026年10月16日確認)。
  • 観光の旅行、数日の出張、90日以内の短期講習も、在留資格が「短期滞在」なら対象です。
  • 「留学」や就労系の在留資格、「永住者」などで日本に住んでいる方は、国籍に関係なく対象外です。
  • 海外に2年以上住む日本国籍の方は制度上は対象になれますが、TaxFreeOnline.jpは2026年10月16日時点で対応していません。
  • 決め手は「何をしに来たか」ではなく「パスポートの証印に何と書いてあるか」です。

判断基準は1つだけ。パスポートの「在留資格」と「入国日」を見る

免税で買えるかどうかは、国籍や滞在の目的では決まりません。日本に入国したときにパスポートへ押される「上陸許可の証印」の在留資格と上陸年月日で決まります。店舗もこの証印を見て免税手続をします。

国税庁のQ&A(リファンド方式、令和8年7月)では、免税購入対象者を次のように定めています。外国籍の方は、いずれも日本の「非居住者」であることが前提です。

区分

免税で買える人

確認されるもの

外国籍

在留資格「短期滞在」「外交」「公用」で滞在している人

上陸許可の証印を受けたパスポート

外国籍

寄港地・船舶観光・通過・乗員・緊急・遭難の上陸許可で滞在している人(クルーズ船の寄港など)

パスポートと各上陸許可書

日本国籍

国外に引き続き2年以上住んでいることを書類で示せる人

パスポート+戸籍の附票の写し・在留証明・マイナンバーカードのいずれか


さらに観光庁の「免税購入対象者一覧(リファンド方式)」では、外国籍の方は「本邦入国後6か月未満」(外交・公用・米軍を除く)、日本国籍の方は「一時帰国後6か月未満」であることが確認できることも条件です。

つまり、旅行者のあなたが確かめるのは次の2点です。

  1. 証印の在留資格が「短期滞在」(Temporary Visitor)になっているか
  2. 証印の上陸年月日から、6か月経っていないか

○ 免税対象になる人:短期滞在で来て、そのまま帰る人

在留資格「短期滞在」でできる活動は、出入国在留管理庁が「観光、保養、スポーツ、親族の訪問、見学、講習又は会合への参加、業務連絡その他これらに類似する活動」と定めています。在留期間は90日、30日又は15日です。次の3つは、いずれもこの範囲に入る例です。

例1:「日本に旅行で行きます。1か月で帰ります」→ ○

観光は短期滞在の代表的な活動です。1か月なら入国から6か月未満の条件も満たします。TaxFreeOnline.jpで旅前に注文し、受取拠点で受け取れます。

例2:「ビジネスで日本に行きます。3日で帰ります」→ ○

商談や会議への出席などの短期の出張は、「業務連絡」「会合への参加」として短期滞在に入ります。証印が「短期滞在」なら旅行者と同じ扱いです。

ただし、日本で働くための在留資格で入国している場合は対象外です。短期の出張でも、証印を一度確かめてください。

例3:「日本語の短期コースに通い、3か月以内に帰国します」→ 短期滞在なら○

短期滞在の活動には「講習への参加」が含まれます。短期滞在で入国していれば、語学コースに通っていても免税の対象です。

ここは2つに注意してください。

  • 短期滞在の在留期間は最长90日です。「3か月」は月によって90日を超えることがあるので、日数で数えてください。
  • 在留資格「留学」で入国している場合は、期間が短くても対象外です。

× TaxFreeOnline.jpで免税購入できない人:日本に住む人と、海外在住の日本人

対象外になる理由は2つに分かれます。制度上の対象外と、制度上は対象でもTaxFreeOnline.jpがまだ対応していないケースです。

例4:「アメリカに住んでいる日本人です」→ TaxFreeOnline.jpでは×(制度上は条件付きで対象)

制度上は、国外に引き続き2年以上住んでいることを書類で示せれば、日本国籍でも免税購入対象者になります。確認書類は戸籍の附票の写し、在留証明、国外転出の記載があるマイナンバーカードのいずれかです。

ただしTaxFreeOnline.jpは、2026年10月16日時点で日本国籍の非居住者向けの免税購入に対応していません。対応に向けて準備中です。海外在住の日本人の方は、書類を持って店頭の免税店をご利用ください。

例5:「日本の大学に留学しています」→ ×

在留資格「留学」は、免税購入対象者の在留資格(短期滞在・外交・公用)に含まれません。外国籍でも、学生でも、母国に帰る予定があっても対象外です。

例6:「台湾人ですが、日本に住んでいます」→ ×

国籍が台湾でも、日本に住むための在留資格(就労、家族滞在、永住者など)で滞在していれば対象外です。判断するのは国籍ではなく在留資格だからです。

一時的に台湾へ帰って日本に戻ってきた場合も同じです。再入国の証印では免税購入はできません。


早見表:あなたはTaxFreeOnline.jpで免税購入できる?

2026年10月16日時点の制度と、TaxFreeOnline.jpの対応状況です。

あなたの状況

証印の在留資格など

制度上

TaxFreeOnline.jp

観光で来日、1か月で帰国

短期滞在

○

○

出張で来日、3日で帰国

短期滞在

○

○

日本語の短期コースに通い、90日以内に帰国

短期滞在

○

○

クルーズ船で寄港して上陸

船舶観光上陸許可など

○

ご利用前にお問い合わせください

短期滞在で入国し、6か月以上たった

短期滞在

×

×

海外に2年以上住む日本人が一時帰国

日本国籍+証明書類

○

×(準備中)

海外に住んで2年未満の日本人

日本国籍

×

×

日本の大学・語学校に留学中

留学

×

×

日本の会社で働いている

就労系の在留資格

×

×

日本に住む外国籍(家族滞在・永住者など)

短期滞在・外交・公用以外

×

×

日本に住む外国籍が一時出国して戻った

再入国

×

×


迷ったら、表の2列目だけをパスポートと照らし合わせてください。

TaxFreeOnline.jpを使えるか、3つの質問で確かめる

上から順に答えてください。3つとも「はい」なら、TaxFreeOnline.jpで免税購入できます。

  1. 日本以外の国籍ですか? いいえ(日本国籍)なら、現在はTaxFreeOnline.jpの対象外です。
  2. パスポートの証印の在留資格は「短期滞在」ですか? 「留学」や就労系、「永住者」、「再入国」などなら対象外です。証印がない場合は次の「注意」を読んでください。
  3. 商品を受け取る日に、入国から6か月未満ですか? 証印の上陸年月日から数えます。

3つとも「はい」なら、受取場所と受取日を先に決めてから商品を選んでください。受取場所と日付によって、注文できる商品が変わります。

対象者でも確認しておきたいTaxFreeOnline.jpの利用条件

対象者に当てはまっても、次の条件を満たさないと免税になりません。

項目

条件

根拠

金額

1日の購入合計が税拜5,000円以上

国税庁Q&A(2026年7月)

受取

パスポートの名義人本人が、原本を持って受け取る(コピー・代理受取は不可)

TaxFreeOnline.jp FAQ

支払い

本人名義のクレジットカード

TaxFreeOnline.jp FAQ

年齢

制限なし。ただしパスポートの名義人と購入者が同一であること

TaxFreeOnline.jp FAQ

出国

購入日から90日以内に出国し、出国時に税関の確認を受ける

観光庁・国税庁

 

2026年11月1日以降に受け取る注文は、リファンド方式の流れになります。

  1. 税込価格で注文・支払いをする
  2. 受取拠点でパスポートを提示して商品を受け取る
  3. 返金に必要な情報を登録する
  4. 出国時、手荷物を預ける前に空港の免税手続用端末で税関の確認を受ける
  5. 確認後に消費税相当額が返金される

注意:対象者でも免税・返金が受けられなくなるケース

  • パスポートに上陸許可の証印がない。 対象者だと確認できないため、免税手続ができません。自動化ゲートで入国すると証印が押されないことがあります。ゲート通過後、税関検査の前に審査場の職員へ申し出れば証印を受けられます。
  • 入国から6か月以上たっている。 外国籍の方は「入国後6か月未満」が条件です。
  • 購入日から90日以内に税関の確認を受けなかった。 リファンド方式では、税関の確認が取れてはじめて返金されます。
  • 手荷物を預けた後に税関の確認を受けようとした。 預けた後は確認を受けられません。税関から商品の提示を求められることもあります。
  • 税関の確認後、商品をすぐに国外へ持ち出さなかった。 消費税分が徴収され、罰則の対象になります。
  • 本人以外が受け取ろうとした。 家族や友人がパスポートを預かってきても、商品はお渡しできません。

 

よくある質問

ビザなしで入国しました。免税の対象ですか?

ビザの有無ではなく、パスポートの証印の在留資格で判断します。「短期滞在」とあり、入国から6か月未満なら対象です。

ワーキングホリデーで滞在中です。使えますか?

使えません。免税購入対象者の在留資格は「短期滞在」「外交」「公用」に限られ、ワーキングホリデーの在留資格は含まれません。

子どものパスポートでも免税で買えますか?

買えます。免税に年齢制限はありません。ただし、パスポートの名義人と購入者は同一である必要があります。

海外在住の日本人は、いつTaxFreeOnline.jpを使えますか?

2026年10月16日時点では対応していません。対応に向けて準備中です。

ホテルに泊まっていなくても受け取れますか?

受け取れます。宿泊していない場合も、受取拠点でパスポートを提示すれば受け取れます。

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